今回の電王戦について、少し
実は、全然注目していなかったのだが、モバイル会員になっていたので棋譜を見た。
昨日も休みが取れず、1日仕事だったので夜に携帯を確認した程度だが、
どーも、腑に落ちない。
正直、専門的なことはわからないし、
棋士の先生方も会長の事を率直に話すわけないので、
どうせ真相は闇の中となってしまうのだろう。
ぼくは将棋は指さないし、プロ棋士の観戦に主たる興味を置いているし、
そのために、わずかながら、名人戦とモバイルとお金を払ってもいいと価値付けている。
そんなぼくの立場から率直に言わせてもらうと、
棋譜を2回ほど繰り返し再生してみて、正直がっくりきてしまった。
やらないほうがよかったというか、やる価値が全くわからない。
まず、あんなひどい投了図、見たこと無い。
後手の飛車と角が全く働かなかったじゃないの。これじゃ2枚落ちと変わらんよ。
大体、居飛車の飛車というのは一歩の動かなくとも攻守に、
少なくとも自陣の受けに効いているものだが、
そのどちらにも働かなかったというひどい例。
コンピューターの飛車が行ったり来たりも、おかしな動きだし、
あれが最善手と言うのならば、将棋なんか見てもつまらない代物となってしまう。
米長永世棋聖の指し方も疑問である。
コンピューター相手にはあの指し方が最善とご本人は相変わらず強がるが、
負けるにしても、ああいう負け方はして欲しくなかったと、
多くのファンはそう感じているのがわからないのかねえ。
現役時代に大好きだった米長さんだから、余計そう思うのかもしれないが、
あんな無様な投了図を残すのを見たくなかった。
それ以前に、米長さんがしゃしゃり出てくることがそもそもどうだったのだろうか?
清水さんが負けたので、現役棋士よりは弱いが女流トップよりは強いということで、
自ら立候補したのだが、随分と女流棋士を見下しているなあという感じ。
昨日の米さんが現役時代の何パーセントまでの力だったのかは不明なので、
余計、結局プロ棋士とコンピューターとの力関係がわからなくなったというだけ。
単に、お茶を濁して、先送りしただけのような気もする。
ただ、次回(来年以降?)からは、いよいよ現役棋士が対戦するということ。
当事者のプロ棋士にとっては負担かもしれないが、
やるからには、もっとスリリングな対局を見せて欲しいという贅沢な要望。
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» どうして変化球に出たのか [口は災いのもとになる日記]
米長邦雄将棋連盟会長が将棋ソフト「ボンクラーズ」と対局して敗れた。かつては一流であっても、現役引退後久しく、政治力しか使ってこなかったし、プロがCPUに対して全勝はできないから、この結果は至極当...... [続きを読む]


京の一夜から三ヶ月、放置しとったわけではありません。
こちらがヒートアップするネタが多数あったこと、見てもいないのにほとんど知っている「家政婦のミタ」は英さんと上のステージにおられましたし。
さて、なんであんな変化で指したんでしょうか。定跡勝負では向こうのほうが読みが上回ると思ったのでしょうか。
これ以上はトラックバック先で。
投稿: 振られ飛車 | 2012年1月16日 (月) 19時35分
敗北後の会見 全文
http://news.nicovideo.jp/watch/nw178307
米長: 勝率は1番最初に10月に機械を入れていただいた後、正直言って1手30秒で指しまして10連敗しました。1分将棋にしまして勝率1割。しかし、直近では4連勝していたのですね。ですから、だんだん弱点、長所も短所もわかってきていて、そして持ち時間を3時間にした将棋では1勝2敗です。
これを読むと、今回のような戦法を用いないと、1分将棋で勝率1割辺りで、3時間の将棋でも恐らく勝率2~3割がいいとこなんでしょうね。
ボンクラーズ対策に計300時間使って、最も勝ち易いのがあの戦法だったということでしょう。好意的な見方をすれば勝負に徹した。
米長: 今日の対局の主催者がニコニコ動画と中央公論新社の2社なのですが、やはり一番大事なことは対局をするときの本当の勝者は誰かということ。私はニコニコ動画を見てくださった方が「いい勝負だったな」「面白い将棋だったな」と思うことが一番の勝利だと思っているのです。ですから、そういうふうなことが一番大事なことだろうと思うのですね。
でもこれに関しては同意する将棋ファンは少ないと思います。
投稿: かみしろ | 2012年1月17日 (火) 09時50分
振られ飛車さん、神代さん、コメントありがとうございます。
(えーっ!今頃っーーーー?)
そうですねえ。
いや、おそらく勝ては面白かったのでしょう。
しかし、将棋の面白さを犠牲にして勝ちに行って負けたのですから、
面白いわけがない。
特に△8三玉は全然納得いかない。
また、結局コンピューターがどのくらい強かったのかもわからずじまい。
わからせないように指したとしたら、大したものです。
投稿: ssay | 2012年2月 2日 (木) 23時06分
なんか、もう本が出たんですね。
今回の会長の戦法をできるだけ好意的に解釈(ん~・・・或いはかなり客観的かも)すると
「従来の将棋ファン」ではなく
「新規開拓、未来のファン」に向けて指した。
将棋をあまり知らないと思われる人には、今回かなり好評だったようなんですよ、ツイッターのコメントなどを読むと。
我々将棋ファンからすると、プロが凄いことも、最新ソフトがプロに勝っても不思議ではないくらいに強いことも知っていて、より詳細な部分、終盤であれば直線的な読み(ソフト圧倒有利)の今の限界(どんな局面で人間と拮抗し、或いは及ばないのか)や、茫漠とした中盤の指し手など、についてのプロの評価が知りたい(自分でわかればいいけど、もうとてもとても)。あんな、ソフトに特化した戦法なんて見たくない。
でも未経験者とか初心者では、負けたけど評価が高い。
読みの具体内容や、米長弁術に潔いという感想を持った人がかなりいたんです。
個人的にはソフトが強くなり続けるのは目に見えているから、拮抗している時に盤数を多く見たいです。
投稿: かみしろ | 2012年2月21日 (火) 04時13分
かみしろさん、ご無沙汰しております。
なるほど、そうなんですか。
でも、今回、果たして米長会長が対戦相手として適していたのか、
終わってみるとやっぱり疑問です。
特に、△8三玉は、未だに意味不明です。
次は若手プロ棋士のようなので、少しは興味持てそうです。
投稿: ssay | 2012年4月14日 (土) 00時17分